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Car TV Mate/Pro/Maxの違い

これらの違いについては、公式では以下の様に書かれている。

ProはCarPlayを、MaxはAndroid autoを無線化するとされており、値段は若干だけ高いため、これは必要か否かが悩む点かと思う。

管理人の動作環境は、iPhoneSE第二世代で、ProでもMaxでもない最低グレードのCar TV Mateを使用。これらを2025年式ノアハイブリッドのディスプレイに接続して、FirestickTVでYoutube等を見ているだけで、ProやMaxの使用経験はないため信憑性には欠けるかもしれない。

Carplayとミラーリング

Car TV Mateは有線CarPlayに対応しているナビ(ディスプレイ)に使用でき、有線CarPlayを無線化出来るようにするとされている。ナビ自体が有線(USB)もしくは無線(Bluetooth)CarPlayに対応しているのであれば、これを付けなくてもスマホをそのままUSBに差したり、Bluetoothでナビに接続すればCarplayは使用できる。

無線での接続方法はスマホのBluetoothをONにしてナビに接続し、ベアリングを行うことで自動的に無線CarPlayが接続される。CarPlay画面の終了はナビ画面では出来ないっぽいので、スマホの設定画面→一般→CarPlayをOFFにする必要がある。

CarPlayはディスプレイをスマホの画面のように使える機能であるが、一部のアプリしか動かず、アマプラ、ネトフリと言った動画アプリは使えないため、実用性はいまいち。

スマホの画面をそのまま映すのはミラーリングであり、ミラーリングはナビのHDMI端子からのHDMIケーブルをアップル純正HDMI変換ケーブルを介してスマホにつなげる。HDMI変換ケーブルからは別に電源供給用のUSBケーブルをつなぐ必要がある。

この直つなぎだと数年前からYoutube以外の動画が著作権がどうたらみたいなエラーで見れなくなっているので、Car TV Mateを間に挟んだりして行う方がいいのかもしれない。(※本製品のミラーリング機能を使用するには、スマートフォンがDP(DisplayPort)規格に対応している必要があります。iPhoneの場合はApple公式のHDMIケーブル、Androidスマートフォンの場合は弊社のHDMIケーブルをご使用ください。iPhoneは15以上が必要とのこと。)

つまり、スマホ画面をナビに映し出せたとしても、CarPlayでは動画は見れず、ミラーリングではYoutube以外のほとんどの動画が見れない。FirestickTVをHDMIポートに差す方法は見れるけど、車が動くと見れなくなる。

そこで確実のなのが、TVキャンセラー機能も併せ持つCarTVMateとFireStickTVを使った方法というわけ。

Car TV Mate

接続方法は説明書の通り、まずナビ下の電源供給用ではなくデータ転送用のUSBにCarTVMateを差す。

そのあと、CarTVMateをアップグレードするために、iPhoneならCarTVMateのWi-Fiネットワーク(AUTO-xxxx)に接続し(パスワード88888888)、次に、iPhoneのブラウザに192.168.1.101を入力し「アップデート」をタップする。

このWi-Fiはインターネット未接続であり、この目的以外には使用されないと思われる。

次に、FireStickTVをCarTVMateのHDMI端子に接続する。すると、インターネットに接続するように言われるので、車内Wi-Fiを月1680円とかで契約していればそのWi-Fiを、していないならスマホのインターネット共有をONにしてデザリングを開始する。

ネットさえつながっていれば、FireStickTVの案内に従ってアマプラやネトフリにログインして動画を閲覧するだけ。

ProやMaxとの違いは?

こうしてProやMaxを使用せずにノーマルCarTVMateでつないでみてわかったこととして、ワイヤレスCarPlayにしてくれるProやMaxは必要ないという結論に至った。

ナビがもともとワイヤレスに対応していればpro等を買う必要はないし、有線にしか対応していないナビをこのProを使って無線にしてCarPlayを使ったとしても、CarPlayで使えるアプリはいまいちすぎて、ナビに標準搭載されている地図とかでも別にいいのではと思ってしまうためである。

すなわち、Pro等を選ぶのに適している人は、有線のCarPlayしか対応していないナビを使っており、ナビ標準の地図とかではなく、スマホの画面ではなくナビの画面でCarPlayを介してGoogleMapを見たいといった特定の要望がある人向けと言える。

ノア2025のディスプレイオーディオはBluetoothでの無線CarPlayに対応しており、ワイヤレスで自分のスマホのGoogleMapをディスプレイに表示させることができるため、Proは不要だった。

Ottocast OttoAibox P3

このモデルはOttocastシリーズの中で唯一HDMI出力が出来るモデル。

もし、後部座席にヘッドレストやフリップダウンモニターを付けようと思っているのであれば、ナビ→P3→HDMIケーブル→後部座席モニターの順につなげばナビの映像を後部座席モニターに映すことが出来る。

一部の車種だと電源を別に取らないと動かない。例えばノアであれば、給電用USBタイプCに給電用のケーブルを差せば問題ない。

P3は、つなぐとナビをアンドロイドの携帯のように使うことが出来る用になるので、別にFirestickTV等を買う必要はない(というよりP3には出力用のHDMI端子のみで、入力用のHDMI端子がない)。

リモコンが付属してくるがこれは使えない。なぜなら、アプリ画面はカーソルキーで動かすのに抵抗がないが、Youtube等のアプリの画面ないでは、マウスポインタモードで動かさなければならないため。手が揺れると選択しずらい。もちろん、タッチパネルには対応しているものの、あくまでナビ側のみで後部座席のタッチパネルは対応していないため。

後部座席モニター

大きく、ヘッドレストモニターとフリップダウンモニターがある。

中国製の安いものは、数字上の解像度はいいが、画質が悪いため、購入するのであればきちんとしたメーカーのもの(pioneerやアルパイン等)を購入することを勧める。

ヘッドレストモニターであればサイズは11.6インチ以下で十分。これ以上は大きすぎる。ヘッドレストモニターを2つの座席の間に配置させる方法は、結果として邪魔なのでそれをするならフリップダウンモニターを勧める。

フリップダウンモニターは天井をカットしなければならず、社外品を付ける場合は、モニターとは別に接続用の部品が必要になるケースが多い。これこそ失敗できないのできちんとしたメーカーのものを付けることを勧める。カロッツェリアのTVM-FW1300Ⅱ(13.3型)なら14万位、TVM-FW1050(10.1型)なら8万円位を見ておく。

トヨタ純正の13.2型の有機EL後席ディスプレイが146960円なので、純正を付けたほうが絶対によい。

HDMI接続

トヨタのディスプレイオーディオ下のHDMI端子に機器を接続することで音楽や映像を取り込めると説明書にはある。

HDMIで接続後、タッチパネルのオーディオマークをクリックし、オーディオ選択からHDMIを選べばOK。この方法でFirestickTVを差せばネトフリ等が見れるようになる。ただし、テレビキャンセラーを付けていないと車を動かすと止まる。

まとめ

ディーラーでテレビキャンセラーと後席フリップダウンモニターを付けると、合計で17万円位かかるが、この状態でFirestickTVを前面パネルのHDMI端子に差し込めば後席もネトフリとかを見れる可能性があるため、みれればこれが一番いい。

もし購入時に販売店オプションの後席フリップダウンモニターを付けていないのであれば、P3と後席モニターを購入する必要があり、P3代として47000円、後席モニター代が13.3型であれば14万で、合計18万7000円となるため販売店オプションなのでこっちのほうがいいか。

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