Google AI Plusでできること

2026.1.27に加わったGoogle AIの新しいプランであるGoogle AI Plusを契約してみたので、出来ることを整理し、使用感をレビュー。

まずGoogle AIの比較

無契約 Plus Pro Ultra
利用料金 - ¥1,200/月 ¥2,900/月 ¥36,400/月
ストレージ 15GB 200GB 2TB 30TB
Gemini3 高速
思考(数回)
高速(優先)
思考(1日90回位)
Pro(1日30回位)
高速(優先)
思考(1日300回位)
Pro(1日100回位)
高速(最優先)
思考(1日1500回位)
Pro(最大限)
Deep Research × 制限付き(月数回) 標準(日常利用可) 無制限
画像生成
(Gemini/Flow)
標準画質 画質・枚数UP さらに画質・枚数UP
動画生成
(Flow)
× 1月200クレジット 1月1000クレジット 1月25000クレジット
画像生成
(Whisk)
× 制限付き 標準 最大
Canvas Flash(高速) Pro Pro Ultra?
コンテキスト
(記憶容量)
32K
(約2万文字)
128K
(本1冊分)
100万
(本10冊)
100万
NotebookLM 〇(個人利用レベル) ソース数拡張 大量論文読込可
YoutubePremium × × × 無料付帯
開発者機能 × 制限付き 〇$10分付与 ◎$100分付与

Geminiモデル

Geminiとチャットする画面において、Geminiが回答に使うAIモデルのこと。

  • 有料版でも、チャットを開いた直後は「高速モード(Gemini Flash)」が選択されているため、高度な答えを求める場合は手動で「Gemini Pro」に切り替える。Proには回数制限があり、AIPlusで1日30回、AIProで1日100回と言われる。
  • 無料版の高速モードも有料版の高速モードも同じFlashモデルを使っていますが、有料版の方が混雑時に優先処理される。
  • Geminiで使えるツールには、2026.2時点では、
    • DeepResearch
    • 動画を作成(Veo3.1)
    • 画像を作成(Nano Banana)
    • Canvas
    • ガイド付き学習
    の5つの項目がある。

DeepResearch

DeepResearchは深く掘り下げて検索するツール。その役割は一言で言えば素材集め、何もないところからひとまずネタを集めることが目的。

  • 数百のサイトを巡回して詳細レポートを書くため、文章が長くなりがち、そのため、ここで得たレポートをNotebookLMに放り込んで整理するという流れになる。
  • 無料版では利用できず、Plus版で使えるようになるが、使える回数が週に数回と少ない。Pro版だと毎日使える。

動画を作成

Googleの動画生成AIであるVeo3を使って簡易的な動画を生成してくれる。

動画や画像作成の命令は英語の方が精度が高いので、Geminiで出力した英語プロンプトを入力した方がいいと言われていたが、日本語でも問題ないと思ってる。

  • 動画はFlowでも作れるが、Flowを使う場合はAIクレジットを消費する。Veoは動画生成AIモデル(エンジン)なのに対して、FlowはVeoを使った映像制作プラットフォーム(ツール)。長編動画の作成はFlowを使う。
  • Geminiチャット上での動画生成は無料版では出来ず、有料版でもグレードにより回数制限があり、Plus版だと8秒動画を1日3回。未成年画像を使ったり著作権画像を使った場合は自動的に差し替えられる(例えば子供の画像は別の子供に、クッパの画像であれば恐竜に差し替えられてしまう)。

画像を作成

Googleの画像生成AIであるimagen3を使って簡易的な画像を作成してくれる。imagen3は画像生成AIモデルであり、Nano Bananaという用語は画像生成・編集機能を示す呼称である。

  • 無料版でも標準画質の画像であれば作成は可能。有料版ではグレードに応じて画質と使用回数が増えていく。
  • 「この画像に白衣を着せて」と打てば、アップロードしたアイコンに白衣を着させてくれるし、自分の似顔絵書いてくれたりもしてくれる。
  • 人物の背景を削除した画像も作成してくれる。赤丸で囲った部分に人物を追加したり、色を変えたりも可能であり、photoshop泣かせ。
  • 画像はWhiskやFlowでも作成でき、画像だけならクレジットは消費しない。Flow等とかで作成した画像にはウォーターマークがつかないので、出来れば画像はFlow等を使う。

Canvas

目的は、スライドの作成、ドキュメントの執筆、コードの共同編集。

  • CanvasはWindowsのメモ帳のようなエディタであり、スクリプトをAIと共同で編集していくイメージ。
  • 例えば、スライドを作るときに、スライドの1枚のこの部分だけ言い換えてと行ったリアルタイムなスライド編集作業もできる。
  • 無料版よりも有料版の方がAIがProになるため、性能が高い。
  • DeepResearchで素材集め→NotebookLMで要点整理→Canvasでアウトプットのように使用する。

コンテキストウィンドウ

一度に読み込める文字数のこと。グレードが低いと一度に処理できる文字数が少なくなります。

  • 128K (Plus): 新書1冊分、長いPDF 1つくらい
  • 100万 (Pro/Ultra): 分厚い専門書10冊分、企業の決算書全部、巨大なプログラムコード全部。

NotebookLM

目的は、特定の動画や膨大な論文・資料が既にある時に、それらを取り込んで、要点を整理すること。

  • 無料版でも使える。有料版になると1つのノートにアップロードできる資料の数(ソース数)と容量(文字数含む)が増える。
  • 画像を直接取り込むことはできないが、文章の中に画像を貼り付けることで画像を認識・分析させることはできる。
  • スライドや音声解説、動画解説にクレジット制限はないが、回数制限はある。
  • Youtubeからの文字起こしは動画の状態だと不完全らしいので、一度MP3に変えてから取り込むといい。Youtubeからの動画抽出はAnyVideoConverterが上手く動かなくなっているので、StreamFab等を使う(8700円で無期限)

Flow

Ai test kitchenの1つ。目的は動画作成AIのVeo3を使った動画作成と画像作成AIのimagen3を使った画像作成、Flowはツールであり、OpenAIでいうSoraに相当する。

  • このツールはAIクレジットを使う。クレジット消費量は使うエンジンによって異なる。Veo3だと1動画につき20、出力2(2パターンで出力)に設定している場合は40消費。クレジットは繰り越しなしなので使い切ること推奨。
  • Veo2fastが最も低品質の動画。Veo3は音声が入るが、Veo2は音声が入らない。試験的に作る場合は低コストのVeo2の出力1とかでケチるといい。
  • FlowはVeo3とimagen3を組み合わせた映画作成するツールで、8秒しか作れない動画のその先その先を作って行くことが可能。シーンの切り替えやカメラワークなどの細かい設定が可能。
  • 命令は英語の方がいいかも。Whiskも含めて。DeepLの拡張機能を入れておけば自動で翻訳してくれる。
  • 作った8秒動画でお気に入りができたらそれをシーンに追加→シーンビルダーの起動→次の連続動画を作成できるようになる。
  • 動画(MP4等)や音声(MP3等)を読み込むことはできず、画像も3枚までしか読み込むことはできないため、動画の内容のほとんどがテキストの内容に頼る形になる。未成年者の画像はアップロードすらできないため子供の画像は無理ぽい。
  • 例えば、日記を映画化する場合は、日記を分解して8秒のシーンごとにプロンプトを作成する必要があるが、作成をGeminiに直接読ませると重要度の判断ミスなどが起こるため、先にNotebookLMで重要部分だけをいくつかピックアップして要約させてから読ませるといい。
    →「この日記全体を通して、特に重要なエピソードを40個選んでください。それを『起承転結』の流れになるように並べ替え、それぞれのシーンで何が起きているか、場所や時間帯を含めて要約してください。」など
  • シーンを拡張でつなげると、数日後のことなのに一連の動きで延長されてしまい不自然になる。使い方が難しい。

Whisk

Ai test kitchenの1つ。目的は画像作成。Whiskは画像生成AIのimagen3を使ったツールの一つ。画像生成AI自体はFlowやGeminiと同じimagen3。

  • AIクレジットは画像生成だけでは使わない。アニメーションとかにすると使うのかな?
  • Whisk(泡だて器の意味)は、複数の画像やテキストを混ぜ合わせて1つの画像を作っていくツール。左のサイドバーにある、「モデル(主題)」「背景(シーン)」「スタイル(画風)」の3つの要素を埋めることで、AIがフュージョンされた画像を生成してくれる。3つの要素は全て埋めなくてもいい。スタイル〇〇風を指定できる項目で、ぬいぐるみであればぬいぐるみ風に、アニメキャラであればアニメ風に作画される。
  • 面倒なテキストを入れなくても画像を入れるだけで画像生成を行える点がよい。子供の画像で試そうとするも未成年は不可とのこと。複数映っていて未成年ではない男性だけをモデルにしてと打っても未成年が映っていれば不可

ストレージ

GoogleOneで200GBを年間契約で4400円既に支払っている人がPlusを契約した場合、使用した月分の金額を差し引いた額が返金された後、Plusの料金を新たに支払う形になる。

開発者機能 / Antigravity / Cloudクレジット

  • 開発者機能: アプリ開発者向けの機能。
  • Google Antigravity: 「AIエージェント(自律的に動くプログラム)」を作るための新しいプラットフォームです。「制限付き」とは、作れるエージェントの数や、動かせる回数に厳しい制限があるということ。
  • Cloudクレジット: Google Cloud Platform (GCP) という、プロがサーバーを借りるサービスで使える金券です。一般ユーザー(動画や文章を作りたい人)には全く関係ありません。無視して大丈夫。

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